帯は締めない。
2010/09/14
結びによって生まれたコ(男)はムスコ、結びによって生まれたメ(女)はムスメ。
ムスコとムスメが共に生きることを決めれば「結納」が必要になり、そしてその先
は「結婚」にて結ばれる。 髪は「結う」といいます。 草鞋(わらじ)は履くと言わず
草鞋を「結ぶ」といいます。下駄の鼻緒が切れたら、鼻緒を「結いなおす」といい
ます。 そして帯は締めずに「帯を結う」といいます。 日本は「ムスビ」が大好き
です。 結びとは「霊(ひ)」をまとめることで、魂が定まり落ち着いてコトに臨むこ
とができるといわれてます。
実際着物を着る時は、全ての行程は予め紐で結んでおきます。
前後の重ね合わせは、紐で結び、おはしょりで長さを決めて紐で結び、
衿の重ねは伊達締めを結んで固定しておきます。
では帯は何かと申しますと、ただただ帯を見せるための部分です。
だから帯の結びのバリエーションは沢山あります。
ある時は甲斐甲斐しく、ある時は可愛らしく、ある時は威厳をもたせ、
ある時は華やかに、と、帯で着物の着方の総仕上げをいたします。
帯を結んで、心を結んで、着物を楽しく着ていただきたいと、帯屋の店長は
願っている次第です。
もうすぐ(16日)から、博多織献上館にしむらにて
「わけあり掘り出し物市」がはじまります。
一つしかない、つまり一点モノの帯もあります。
かなりお値段も勉強しております。
店長が言うのもなんなんですが、「いいもの」があります。
みなさまのお越しをお待ち申し上げます。
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