



生糸を撚糸(ねんし)にすることにより絹糸になり、蚕からとられた生糸が織物に適した糸になります。撚糸の方法も多様であり、その結果特性が異なる織糸が出現します。
「MADAMにしむら」では、商品企画デザインの時点ですでに撚糸の情報を盛り込んだ商品企画やデザインをしています。西村織物の着尺や帯を織ることで培ったノウハウを「MADAMにしむら」の商品に存分に注ぎ込んで制作をしています。撚糸と機織りの深い関わりあいを照らしあわせ、オリジナリティ豊かな一品をお届けしたいと願っています。

絹は人間の肌と同じくタンパク質でできています。それゆえ人肌との馴染みがよく、まとった際に優しい感じを受けます。さらに、絹織物は空気の層ができることにより、保湿性と放湿性が高く、冬を暖かく、夏を涼しく感じさせてくれます。
この優しさを皆様にご愛用頂きたいと願っております。


染色は、糸そのものを染める「先染め」と、織りあがった裂(ぬの)を染めるいわゆる「後染め」があります。「MADAMにしむら」では常にそれぞれ企画商品ごとに、染めのあり方を検討しています。先染めの糸と、後染めは風合いが異なるからです。染めは簡単にどこでも誰でも出来そうですが、極めて染めの世界も奥が深く、特に草木染めにおいては、自然科学への知識、経験と情熱それから体力が要求されます。
企画商品の、「こうあって欲しい」イメージを求めて、一本の糸、一枚の裂(ぬの)の色合いを求めて染色をしています。「MADAMにしむら」は草木染商品が比重としては多いのですが、その商品にもっとも適していると思われる染色をほどこし、優しさのなかにもアイデンティティのある商品を世に送り出し、まとう方が幸福の色合いに染まっていただけることを願って染色をしています。
なお草木染めは*「紫野工房」で施しています。
*「紫野工房」は西村織物㈱の草木染め部門の工房です。




「MADAMにしむら」は西村織物株式会社のストール、ドレス部門のブランド名です。